原価計算 原価コンサルタント 原価計算 現在の原価計算で十分信頼できますか? 製品の原価計算のことで こんなお困り事はありませんか? 当社の原価計算は小規模酒造業様から大規模酒造業様まで、幅広く 対応しており、貴社に合う原価管理の仕組みをご提供いたします。 直接費である原材料を基に算出する直接費原価計算は、人件費、間接費が増大する現代の酒造業には適切ではありません。 当社では、決算書に現れる数字だけではなく、実際の製造工程や作業過程、製成情報を反映し、複数の配賦基準を組み合わせた原価計算を行います。 これらの要素を組み合わせ、 目的に合わせた使い方にお役立てください。 商品ごとの利益率から最適な商品構成を見ることができます。 また、生産ラインごとの作業の効率化や必要な投資ポイントを確認することにも役立ちます。ハートコンピューターの原価計算は、間接費を重視しており、実際的で実践的な管理が可能となります。 大切な商品が利益をもたらすかシミュレーションしてみませんか? むやみに直接費(原料)は下げてはいけない 間接費重視の原価計算 お酒の原価は、「米等の材料を計算すればよい」とよく言われます。 確かに原価計算の考えには『直接原価計算』といって、間接費を考えずに原料費だけで原価を計算する考え方があります。これは、間接費は無条件に必要なものだという考え方が根拠となっています。 しかし原料が原価の中で占める割合は確実に減ってきています。 一升瓶で原料の占める割合が90%であった時代から、少量多品種になるにしたがって、ライン対応や手間の増大による間接費が増えてきています。 原価の低減を可能にするのは 間接費のみである ここまででお話ししたように、原価計算にとって間接費はとても重要になります。 なぜなら、基本的に一般的な原料費は、メーカー間でそれほど大きな違いはないと言っていいからです。 競争力のある製品を目指したコストダウンは、間接費と人件費の削減が要と言っても過言ではありません。 最大のポイントは、作業効率を上げて、間接費をきちんと管理することになります。 さらに、原価に左右され見落としがちになるものとして、過剰保管になりやすい容器やラベル等の在庫があります。 配賦基準設定によって原価が大きく変わる! 間接費の算出には配賦基準の設定と議論が重要です。 製造現場の人が納得できる基準を定めるためには、配賦のシミュレーションが大切です。 注意したいのは、平等を目指すあまり基準の設定を細かくしすぎると、計算が複雑になり、かえって非効率的になるため、適切に恣意的な配賦基準の設定が必要になります。 多彩な商品ごとに信頼できる原価が絶対に必要。 原価の約半分は間接費です。間接費は適正に配賦しなければ正しい商品価格を算出することができません。 「このお酒は手間がかかっており、それが価格に反映されている」と言える原価計算をおこないます。 実行期間中は当社と貴社との間で完全な信頼関係と協力体制が必要です。 よって、必要に応じた形で専任者もしくはプロジェクトを立ち上げてください。 原価計算に正解はありません。 「原価計算基準」は存在しますが、酒税法よりもアバウトなものであり、結果的に、どんな手法・計算で行っても「会社の基準」として認められます。 このため、ストライクゾーンが広くなり、仮に危ないボールでもセーフとされてしまいます。 そのままで販売を進めると、せっかく大切に醸したお酒であっても利益を生まないことになりかねません。 こういった問題は決して珍しいことではありません。 その製品がいくらで作られているか、原価計算が正しく行われていればすぐにわかります。原価計算はいわば通信簿です。 ただし、通信簿をいくら眺めても成績は良くなりません。 いかに原価を下げ、上手な商品構成を行い、利益が出るしくみをつくる事が重要です。